持続可能な林業をめざして 4
研究者たちは、いつの日にか、火災、暴風、土着の農業システムといった掩乱要因がどのようにして自然の多様性を育成するかを十分理解し、多様で持続的な伐採システムを創造することになるかもしれません。
しかし、ほとんどの熱帯林諸国の社会的状況・・・
貧困、対外債務、土地なし農民、それに木材企業の強大な政治的影響カなどのため、原生林において持続可能な伐採を行う方法などありそうにもないというのが実情です。
後生樹林-伐採後、または農耕目的のための伐開後にふたたび成長した森林は、熱帯域においても温帯域においても、あまり利用されていない資源になっていることが多いのです。
このタイプの森林は、世界の森林被覆のおそらく3分の2を占めているので、環境上重要な機能を果たしています。
しかし、しばしばアクセス道路に近接しており、また小さな面積で散在しているので、生態系の破壊を最小限にとどめながら伐採することができます。
しかも、このタイプの森林は、木材の伐採を含む森林管理によって生物学的健康度を回復させることもできるのです。
プエルトリコにある熱帯林業研究所のフランク・ワズワースは、熱帯地域ですでに伐採された森林面積をもってするなら、1990年代末には、この地域で予想される需要量を満たして余りある木材を提供できるものと推定しています。