明治の英学
こんにちは。先日ハワイアンジュエリー オーダーをしてきました。
完成が楽しみです。
さて、福沢諭吉の場合には、日本において武力を作るには、その基礎となる外国の文化全体を知らねばならないことを感じ、そこで『西洋事情』を書いたり、『学問のすすめ』の出版になります。
中村正直は、英国留学によって西洋文明の底力を見て、西洋の強い力の根源である精神力を学ばねばならないと痛感して、明治の聖書と呼ばれる『西国立志編』を著わすことになります。
明治の青年の中には、立身出世できるという個人的理由だけでなく、こういう書物に刺戟ということでしたから、彼らは庭天下国家を論じていました。
そして大臣になって国を治めること、父から英語を勉強しなければ偉くなれないと言われたのです。
このように英語は、個人的には立身出世の近道であり、国家的には西洋文明輸入のために不可欠のものでした。
これが明治時代の英学です。
単に一時の便宜から、時勢に雷同して英語を学んでいます。
従って、世間の風潮のままに、その熱心さが揺れ動くのです。
こういうことでは真に学問を修めることはできません。
自分は英学の効用を信じ、その必要性を主張する者だが、その根拠を以下に述べたい、と書いています。
次に彼は「英学の効用」を論じています。